妊娠中期からお腹が大きくなる頃、
お尻から足に向かってビリッと痛む
坐骨神経痛。
<原因は?>
お腹の赤ちゃんの重みで骨盤が開き、
骨や筋肉の位置が微妙にずれることで神経に当たり、痛みが誘発されます。
神経が当たるだけでなく、圧迫されてしまうと痺れまで引き起こします。
<治療法は?>
・温熱療法。
セルフでできる、一番簡単な方法です。
腰から足にかけて温めてください。
半身浴も効果があります。
・ストレッチ。
脚を4の字にして、下側の膝を頭に近づけます。
坐骨付近の筋肉が伸び、血行を促進します。
・鍼灸治療
痛みが出てからの治療だと少し時間がかかりますが、
鍼灸は坐骨神経痛にとても高い効果を発揮します。
坐骨神経はマッサージでは届かない深い場所にあるので
鍼灸は最的です。
ぜひ早い段階から治療をして、出産に備えましょう。
坐骨神経痛の予防にはマッサージも有効です。
激痛を経験しない為には安定期くらいからカラダの血行を良くするマッサージや
自宅でもできるお灸も取り入れましょう。